お店の成功は、立地で決まるといっても過言ではないと思います。
今回は、私たちが実際にバーの立地を選んだ理由についてご紹介します。
目次
土地勘のある場所かどうかが大事!
大阪出身で東京に来て日も浅い僕は、東京にあまり土地勘がありませんでした。
候補物件の駅には実際に行ってみて、駅周辺をくまなく歩いて、街の雰囲気や年齢層、人の動きを観察しました。
自分の店のコンセプトが「地域密着型のバー」なので、この街に住んだらお店を利用してくれるかを、お客様目線で客観的にみるようにしました。
調査した項目はこれ!
年齢別人口 | 居住者の年齢別人口。来店ターゲットの年齢層を確認することは大切です。 |
人員別世帯構成比 | 家族の人数。例えば単身者が多ければ夜でも定食屋などのニーズが見込まれます。お子さんのいる世帯が多ければ、平日昼間にママさん需要も見込めると思います。 |
事業者および従業員数 | 日中、その地域で勤務している人数。平日のランチ需要や、夜の飲食の需要規模を確認することができます。 |
家賃が高い場所がいい場所?
記念すべき1店舗目は優れた立地に出店したいと考える方が多いです。賃料設定はあくまで不動産価値であり、飲食店舗として採算が取れるかどうかとは関係性が薄いといえます。
逆に、不動産価値が低い立地でも飲食店にとっての価値が高く優れた立地も多く存在しますので、しっかり調査しましょう。
また、店舗の入れ替わりが激しい立地は注意が必要です。
POINT
「デジタル」と「アナログ」両方を駆使して調査しましょう!
統計データ(経済センサス)は無料で簡単に手に入り、情報を把握するのに非常に役立ちます。一方で、競合店舗や街の雰囲気など、生の情報を徹底的に集めることも重要です。エリア調査は時間帯をずらしてチェックするのが望ましいでしょう。データと足を使った生の情報、両方を駆使して調査しましょう。